2003年ウィル・フェレル主演で全米大ヒットを記録したファンタジックコメディ映画「Elf」。このヒットを受け、 トニー賞受賞作家のトーマス・ミーハン、ボブ・マーティン脚本でNYブロードウェイでミュージカル化。その後もアメリカ国内、ロンドン等で上演され、今や、アメリカではクリスマスを代表する人気作品となっている。
サンタクロースって、信じる?
あるクリスマスイブの晩。サンタクロース(コング桑田)は、人間の男の子の赤ちゃんが袋に紛れ込んでいるのを知らず、クリスマスタウンに連れ帰ってきてしまう。迷ったサンタは、その子をサンタの助手・エルフに託すことに。その赤ちゃんは、“バディ”と名づけられすくすくと成長していく。
ある日、バディ(岩﨑大昇)は自分が人間であることを知る。サンタは彼が、ウォルター(別所哲也)とスーザンという人間の間に生まれ、孤児院に預けられていた事実を伝えることに。母親は既に亡くなり、父親はニューヨークで絵本の出版会社に勤めていることも。これを聞いたバディは、父親に会うためはるばるニューヨークへ。エンパイアステートビルで対面を果たす。
その後、義理の母・エミリー(香寿たつき)と腹違いの弟・マイケル(織山尚大)とも出会う。すぐにバディとマイケルは仲良しに。バディもデパートでマネージャー(エリック・フクサキ)のもとで働く。いつしか、同僚のジョヴィ(柏木ひなた)という女の子とデートにも行くように。
そんなある日、バディは雪を降らせたいために、秘書・デビー(花乃まりあ)の目を盗みウォルターの仕事上の大事な書類をシュレッダーにかけてしまう。ウォルターは激怒しバディを追い出すが、再びバディはウォルターの前にあらわれ…。